はじめてのブログ その40 アップグレードされたGoogle Vertex AIを見ると、ブログは完全に内容勝負にしないと読んでもらえない
Bing対抗でGoogleのBARDの話をしましたが、Vertex AIというクラウドのAI関係をまとめた
ソフトウエア的にいえば、統合環境がありそれをworkspacesのようにアップグレードしたとの話です。
流れから言えば、当然でしょう。
すでにAI機能は入っているわけですけど、Bingなどでも組み込まれる機能のひとつであるジェネレイティブAI
が搭載されるとのことです。
ジェネレイティブAIは最近になって出てきたワードですけど、名前のとおり何かを生成してくれるAIというわけです。chatGPTのGはGenerativeという意味で、つまりそういった技術のことを指します。
どういうようになるのかというのがここでも動画で紹介されています。
想像されますように、対話で、目指すものを作っていきます。
指示する相手をここではディジタルアシスタントと呼ぶようです。
確かにアシスタントです。
動画では、家具のページを新作に変更したいという設定です。
ページを作るための素材はあらかじめ用意しておきます。
「ウェブサイト上の製品ページを、春の新作コレクションに合わせて更新したい」
という内容を与えると、与えた素材から内容をまとめたり、指示が出た画像をドラッグ&ドロップして
更新が行われます。
そこで、ここはどういう椅子いいかな?とかそういう言葉を入力して
候補をださせます。
じゃあこれにコーギーを乗せたらどんな感じかなというとコーギーの乗った椅子の写真が出てくるという感じです。
どこに売ってるといえば、あそこに$xxで売ってますと答えるわけです。
こういうツールに慣れてきますと、素材さえ持っていれば、あっという間にサイトのページが出きてしまいます。
それもオシャレな配置と配色で。
ブログをやられているかたなら当然お分かりでしょうけど、配置や配色はセンスがものをいいますので
誰でもいいものが出来るというわけではありません。
しかし、このツールを使えば、確実にセンスのいいと言われるようなものがほとんど出来てしまいます。
ユーザがやることはチョイスするだけで、クリエィティブ能力は問われません。
あふれんばかりのなかなかよくできたブログページが出現したら、時間をかけて努力しているブログなど
見向きされることもなくなってくる可能性もあります。
検索されなくなるだけで、すでに脅威を感じているわけですが、検索されたとしても、大量のAI作成ブログが
相手ですと勝ち目が低くなってきます。
文章を作成するのが得意だ早いだなどのスキルをお持ちのかたも、それだけでは目立ちにくくなります。
集めたデータだけでは想像できないような、非常に個人的な経験とかでないと、ブログの価値は
今後あまり認められないということになるでしょう。
こうなりますと一般論的な内容はまったく通用せず、かなり専門的であるか、またAIが扱えない感情的なものを
題材にしていくような工夫がこれから必要です。
少し前までは、Web3 の話題、 そしてその次はメタバースが主流だったITの記事も今ではこの二つはまったく取り上げられていません。
大規模言語モデルによるAIチャットBotに全世界の興味が移ってしまいました。