シニアに近いからといって体力的にあきらめなくていい、必ず向上する
前出ですが、年齢によってあきらめることは多いと思いながらも、実は
そこまであきらめる必要がないこともあると感じたのは
空手の試合での話です。
かっこいい話をしたいわけではありませんが、いい歳をしてから
体力的な技術が上げることが出来るを知ったわけですけど、
何を書くそう、そう感じた本人が一番驚いていることです。
ケガしてすっかりご無沙汰になっている筋トレをやっているときに
筋肉と年齢との相関などを調べていましたが、放っておくと
筋肉量は自然に落ちていくだけでなくサルコペニアになると急激に
落ちてしまい、これがすすむとフレールという状態になります。
このサルコペニアですが、その原因としては生活習慣と加齢というふたつがあります。
加齢、つまり歳をとると、そのままだらだらしていると、サルコペニアになってしまうので、
ここで生活習慣をあらためて、運動をとりいれ、サルコペニアにならないように
努力が必要ということになります。
この話は落ちていく筋力を
なるべくゆっくりしたカーブにしておきたいという流れであって
決して、強くなるという発想ではありません。
サルコペニア防止という意味の筋トレでしかなかったわけです。
そのようなことを知っているからこそですか、加齢してから体力的な技術が上がるなんてことは
考えもよらなかったわけです。
ところがそうではないわけです。
確かに筋肉量は落ちてきているのかもしれません。
しかしパワーが激減するほどの落ち方ではないため、やれば前よりも強くなれる
ということになります。
このサイトでは前に進めるお手伝いが少しでも出来たらということで
経験に裏打ちされたことをお知らせしていますが、
空手といったものをそのひとつとして、体力をあげようなんて
ことは考えてもいませんでした。
そのため、空手などは過去経験談として投稿をしているだけで、
まあいや話のネタのひとつとしての役割だけでしたが、
ちょっと考え方を変えないといけないです。
空手そのものは他の武道と同じで、ある程度の形にするには
時間がかかります。しかもきつい稽古がありますので
年配のかたの入門はあまりおすすめできません。
極真会館では壮年部という一般部とは違うクラスがありますので、そちらですと
年配のかたでも無理なくやれるかとは思いますが、他の道場ですと
そのようなクラスはありませんので、いくら体力に合わせてやってくださいと言われても
長く続けるのはつらいかなと思います。
黒帯をとってしっかりとやっていた道場生でも、年齢が上がってケガなどをしたら
退会状態になるかたが多い中、年配の初心者がいきなりやるは、かなりの覚悟がいるかと
思います。
壮年部のかたがたに知り合いがおりませんので、どの程度のかたがずっと続けられているのか
わかりませんが、勝手な推測では壮年部とはいえ、そこそこ辞められているのではと思います。
壮年というのは、今からやるには稽古はきつい。
かといって、スポーツジムの代わりでは、道場に入った意味がない。
難しいはなしです。