はじめての資格取得 独学はやめておいたほうがいいのか
独学の選択
独学は挫折しやすいのは間違いありません。
しかし、金銭的余裕やそれに見合う時間がある人でないかぎり、学校へ行くのはかなり難しいでしょう。特に金銭より時間のほうが確保しにくいはずです。
具体的な話で言えば、社会人であるなら、この日とこの日は学校なので、早く帰りますといったことが
許される会社などはまずないだろうということです。
しかるべき立場の人であれば、休日が普通に休めただけでありがたいと思うにちがいありません。
そんなことで、ごく普通の社会人であれば、独学でやるという選択肢しかありません。
学校へ行かずに、いかに効率的に勉強をし、しかも勉強量までも確保しなくてはなりません。
効率的には幸い情報化社会のため、ネットで情報を拾っているうちに、断言はできないものの
信じても構わないのではといういい情報がとれてきます。
情報については、予備校に行かないまでも、それなりに効果が期待できます。
よってもうひとつの、勉強量の確保。つまり、どれだけ机の前に座っていられるかの勝負となります。
予備校に行ってると同じぐらいのモチベーションを保てたとしたら、学校への通学時間
までが勉強できるわけですから、かえって有利ということになるかもしれません。
そんなうまくは行かないことぐらい私も分かっていますが、それに近づけるしかないでしょう。
資格を取得するぞと決めた以上、自分の環境を嘆くのではなく味方にしてやるしかありません。
こうしてみると資格取得に積極的になれないは当たり前のことです、だからこそ私が自分で試してその結果を報告することで皆さんのやる気を起こしたいわけです。
独学でも大丈夫
すべて納得できるほどの資格をとったわけではありませんが、わかったことは、特別に難しい資格でないかぎり独学でほとんど乗り越えられます。
やり方の問題ですといった適当なことを言う気はありません。
同じ条件で取得したひとの意見を聞いてそれに従えば、まず間違いなくそれほど違わない勉強量、つまり同じぐらいの期間でとれます。
ただ、取得しようとしている資格の難易度は自分の現在もっている資質やキャリアなどに影響するので、そこは間違えないようにしてください。
数学嫌いの人が電験をうけることを想像してみればよくわかります。いくら合格者のやり方を参考にしても挫折は必至でしょう。もちろん取らざるを得ない状況であればやるしかありませんが、そうでなければ、そこまでして取得するほどの資格ではありません。