はじめての資格取得 受験資格について
そもそも受験資格が簡単に得られないものがある
どの資格を取得するにしても、時間とお金が必ず必要となりますので、何を取得するのかは、慎重に選ぶ必要があります。
それを私も理解しているつもりですので、はじめる前にこれは知っておいたほうがいいですよということをお知らせしています。
難易度が高いものを選びますと、非常に時間がかかりますので、挫折する可能性も十分高くなってきます。挫折してしまえば、それまでの勉強時間などは無になってしまいます。我々は限りある時間しか持ちあわせていないわけですから、それは何としても避けなくてはなりません。
かといって、難易度が低いものは合格しやすいものの、努力をしたという達成感は得られませんし、多くは趣味程度にしか見れられない場合もあり、それはそれで無駄なことをしたということにもなりかねません。
そういうことを考えながら選択をするわけですが、ここに受験資格というものを考えなくてはなりません。
そうなんです、どの資格であっても制限なく誰にでも受けれると思いがちですが、残念ながら高い知能をお持ちのかたでも受けるそれこそ資格そのものがないものが結構あるのです。
正確にいえば、試験を受ける前に受験資格をさきにとるものが結構あるということです。
例えば医療系の資格をとりたいと思っていても、これには受験資格そのものに大きな縛りがあります。学校でしかるべき授業や指導をうけて、そこを卒業してはじめて受験資格をあげましょうというやつです。医療系は典型的ですが、こういった受験資格そのものがすぐに取得できないというものがあります。
こういった資格は、受験資格をもらうことに大きなハードル（多くの時間と金が必要）があるわけですから、そのあとの試験についてはさほど難しくないのが一般的です。
それはそうです。多くの時間とお金を使って受験資格を得たものの、試験そのものが難関ですと、トータルで費やす時間はおそろしいほどになり、費用も莫大になりますのでそれは業界としても避けることになるでしょう。
このような事情からはじめて資格取得をするのには、受験資格のあるものから選択するのが賢いひとつの選択だと考えられます。
医療系は魅力のある資格ですが、こういった理由でまずいきなりは受験できません。そちらの世界に行きたいのなら取得試験の勉強ではなく、大学の入学試験勉強を先にすることにもなるかもしれません。
かくいう私も医療系でもペーパー試験だけで入れる資格があるだろうと探していたものの、まったくないということをだいぶあとになって知りました。まあ考えてみたらわかることですが、実際にありません。
はじめての資格で医療系を受けようとはしないと思いますが、そんなこともあると覚えておいてください。